いいきす わるいきす

おひとりさまいらっしゃいました

噛むスター

何をやっても釈然としないので、火に飛び込んだようにゴロンと飛び落ちて、頭打って様々な解釈をしてみようにも、どこの部位を打ちつけようがアンサーが降りてこないので、仕方がなしに錠剤をポリってる。

わたしもいつかこうして舌下で溶かされてみたい。 

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水に溶かしたロフラゼパムみたいな色の空がわたしの信念を汚辱していく。そんな昼下がりに、頭がグルグルともがき始めてからというもの、いつになったらわたしは木っ端微塵になって西成の野犬のえさになるのかしら、と、もうなんつーか絶望して静かに泣いていた。

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「圧がさ~」  『あーね』 みたいなの、友人と話してて、東京に彼ができたのと言ったらクスクス笑われて、わたしもクスクス笑ってたら彼から連絡があった、シンクロみを感じながら、今日はもう泣いちゃいけないんだよな、と思ってもみるよ、「泣かなければ強くなれると思ってた」と言って泣いた日に、「馬鹿じゃないの、泣けるって強いんだよ」ってハンカチを差し出して頭をなでてくれた後輩の女の子へ思いを馳せてみたりもして・・・。  

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どうでもいいんだけど、どうでもいい話がしたいからそれとなく思うのがUruと柴田淳の区別がつかなくて悲しくなった。柴田淳が大好きだから、Uruが流れてきて  お、しばじゅん ってなった自分がさびしかった。またベソをかく理由ができちゃった。 遺憾。 

 

在り処

マイスリーは眠れないけどイチゴ味だから外してない、ハルシオンの水色もいいけど、やっぱ俄然ピンク。手の届かぬような強さって尊いから焦がれるけど、 むずがゆい弱さにしか出せない愛らしさもあっていいと思う。飛ぶけど、ポン中にしか出せない死にそうな色気だとかさ。

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お部屋を掃除しながら、でたらめな歌を口ずさんでそのまま壁とか歩き出すんじゃないかってくらいお掃除ってアドレナリンだよね。って考えてた。だって終わりがないもん、マクロ単位の埃だとか、見えないからなんか遊び心があってたまんなくなるよ。 

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その先に、揺ぎ無い哲学を見出せたら、センシティヴだとかリテラシーって自分にはぜんぜん関係ないじゃないですか。自分というジャンルを掴むまでは死ねない。もはや「人」ですら居たくないときあるからさ、某「人間やめますか?」ってアレ、煽りでしかないじゃんか。タイマンだよ、ほんまに。 

 

はじめてのデジャヴ

彼が泥酔して、好きだとか愛だとかを発信してくださって、わたしほど幸せな人間っていないのでは?と思って舞い上がってしまう、チョロいの、でも、退屈しないし、彼をかたどるすべてに水をあげたくなるよ。 

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わたしは、たくさんの財産、お金にとっかえられないほどの情熱が静かながらあって、それは、毎日が幸い不幸せではない、なんてそれっぽっちじゃなく150%ハッピーじゃなきゃ満足できんのだった。

あなたを好きになれて嬉しいよ、それってわたしの心の在り処を見つけたってことなんだ、頑張れば空も飛べそうなそんな夜。あたたかくしていてね、もっともっと、大丈夫になっていくべきだから。

 

きっとかえれない

いつのまにかわすれていたことを思い出すと、幾分かの事柄は甘く飲み込めてしまいそうだ

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午後になるにつれそれとなく気がふさぎ、その場しのぎにパラッと薬をのんでみる。ベンゾってすごい(頭が悪いのがバレる)

なにもない日でも彩っていけるはずだけど、シラフじゃ踊れない夜だとかそういうのあって、まあ、逃げ道ゆるめに用意しとけってぶんにはある程度は健康的な暮らしをしているはずであって、トラブルなどにはそこそこ臨機応変に対応できるようになったと思う。

 

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極力はクスクス笑ってたらそりゃ楽だし、泣くのもありっちゃありだけど、どうしたってみんな笑顔に吸い込まれるんだよね。

 プラマイゼロでいこうってさ、そんな難関ちょっとほんま無理ゲーというか死にゲーだけれども。わたしとして生きていけないのはとても怖い。でも、いまはだいじょうぶ。ちからある内にしておこう、ただでさえ生きてるのだから。