噛むスター
何をやっても釈然としないので、火に飛び込んだようにゴロンと飛び落ちて、頭打って様々な解釈をしてみようにも、どこの部位を打ちつけようがアンサーが降りてこないので、仕方がなしに錠剤をポリってる。
わたしもいつかこうして舌下で溶かされてみたい。
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水に溶かしたロフラゼパムみたいな色の空がわたしの信念を汚辱していく。そんな昼下がりに、頭がグルグルともがき始めてからというもの、いつになったらわたしは木っ端微塵になって西成の野犬のえさになるのかしら、と、もうなんつーか絶望して静かに泣いていた。
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「圧がさ~」 『あーね』 みたいなの、友人と話してて、東京に彼ができたのと言ったらクスクス笑われて、わたしもクスクス笑ってたら彼から連絡があった、シンクロみを感じながら、今日はもう泣いちゃいけないんだよな、と思ってもみるよ、「泣かなければ強くなれると思ってた」と言って泣いた日に、「馬鹿じゃないの、泣けるって強いんだよ」ってハンカチを差し出して頭をなでてくれた後輩の女の子へ思いを馳せてみたりもして・・・。
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どうでもいいんだけど、どうでもいい話がしたいからそれとなく思うのがUruと柴田淳の区別がつかなくて悲しくなった。柴田淳が大好きだから、Uruが流れてきて お、しばじゅん ってなった自分がさびしかった。またベソをかく理由ができちゃった。 遺憾。